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プログラミングスクールやめとけ?意味ない必要ないと言われる理由

転職や独立してフリーランスとしてエンジニアになりたい!と思っている方も多いのではないでしょうか。 エンジニア不足と言われており、今後もその市況は続くと言われている中で、最近では多くのプログラミングスクールや教材をみかけるようになりました。 CMやWeb広告でその内容を目にする方も多く、一度は行ってみたいとか実際に相談されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか? しかし、「プログラミングスクールは意味がない」「行っても無駄」というような声もネット上で聞くようになりました。 本当に意味がないのでしょうか?その理由をまとめてみました。

転職・キャリア
yuya

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「プログラミングスクールは行っても意味がない」
「プログラミングスクールにかけたお金は無駄になる?」

巷では上記のような話も聞くかもしれません。
今回はプログラミングスクールに通うことは意味がないことなのかについて解説して行きます。
今後エンジニアを目指したいという方はぜひ参考にしてみてください。

プログラミングスクールが意味ないと言われる理由

そもそもなぜプログラミングスクールに通うことが意味ないと言われてしまうのかについて考えていきます。

プログラミングスクールは基本的にはエンジニアとして仕事をしていくためのスキルを身につける場として活用する人が大半です。

学生時代からプログラミングの学習を学校などで行っている人は、スクールには通わずそのままIT業界へ就職するケースが一般的です。

そのため、プログラミングスクールに通う人はIT業界への転職を目指している人が多くなります。

しかし、数十万円というお金を払ってプログラミングスクールに通っても満足のいくスキルが身につかず、IT業界への転職もできずに挫折してしまう人が一定数出てきます。

そうしたプログラミングスクールで苦い経験をした人たちの口コミが広がり、「プログラミングスクールは行っても無駄、意味がない」という風潮が広がっていくのです。

ダメなプログラミングスクールの特徴

それでは実際に通うことで必要ないと感じてしまうプログラミングスクールの特徴はどういったものなのでしょうか?

いくつか事例を挙げていきます。

メリットを誇張し過ぎている

「本校独自のカリキュラムを使えば、目標のエンジニアになれる」
「3ヶ月のカリキュラムで夢のエンジニア転職へ」

など各プログラミングスクールが出しているキャッチコピーはさまざまありますが、表現が誇張され過ぎている、事実とあまりにも乖離している内容を出しているスクールは危険かもしれません。

うますぎる話には必ず裏がると思っていたほうが良いです。
口コミや実際にそのスクールに通った人の話が聞けるのであれば、そちらの意見も検討材料として組み込みましょう。

インプットばかりの学習で実践力が身につかない

プログラミングスクールによっては、学習教材一式を渡されて後は丸投げというケースもあります。

このようなスクールにあたってしまうと、結局は独学で学習していくのと学習効率が変わらずで、プログラミングスクールに通うメリットが無くなってしまいます。

良質なスクールでは、インプットに加えアウトプットの訓練も促してくれます。
自分が実践力を身につけながら、成長できるカリキュラム内容かどうかを見極めるようにしましょう。

講師の質が悪い

プログラミングスクールでは、講師に学習や転職に関することを相談できる環境というものが大きなメリットの1つです。

しかし、その相談相手となる講師やメンターの方の対応が粗悪な場合があります。
スクールに通う前に一度講師の口コミや属性などをチェックしておくようにしましょう。

プログラミングスクールにメリットは全くないのか?

前章までに通っても意味のないプログラミングスクールの特徴について確認してきました。

ここからは反対に、プログラミングスクールに通うことはいかなるシチュエーションにおいても意味のない行為になってしまうのかについて、もう少し詳しく解説していきます。

結論からお伝えすると、プログラミングスクールは上手に活用することができれば、自身のエンジニア転職にも十分に有利に働かせることができます。

そのためにはプログラミングスクールでしか得られないメリットは何かをはっきり認識しておく必要があります。
順番に内容を確認しましょう。

プログラミングスクールに通うメリット

■学習内容が体系化されている

1つ目のメリットは、プログラム学習を進める上での学習内容が体系化されているという点です。

例えば、独学でプログラミング学習を進める場合にはどこから手をつけていけば良いか、判断が難しいことがあると思います。

その点においてプログラミングスクールの場合だと、体系化された学習カリキュラムを持っているため、効率良く学習を進めていくことができます。

■プログラミング経験者にわからない点を質問できる

2つ目のメリットとして、プログラミング経験者にわからないことを質問できるという点です。

プログラミングでわからないことでつまずいてしまった時に、身近に質問できる環境があることで不安や疑問を解消しながら学習を進めることができます。
プログラミングスクールに通っていれば、質問対応などがサポートに入っているスクールを選ぶようにしましょう。

■独学では不可能なチーム開発経験ができる場合がある
3つ目は、独学だとなかなかできない複数人のチームによる開発経験を得られる場合があるということです。

プログラミングをというスキルを用いて仕事をしようと思うと、会社に入れば基本的に他のエンジニアや開発の企画を行っている人など複数人の仲間とやりとりをしながら進めていくことが多くなります。

それぞれの立場の人がどんなことを考えて仕事をしているのか、その時は自分はどんな風に立ち振る舞うと良いのかなどがわかった上でチーム開発に臨めるのはメリットと言えるでしょう。

また、チームで開発を進める上で、よく使われるプロジェクト管理のツールやコミュニケーションをとるためのツールなども一度使っておくだけで、使い勝手はかなり変わってくるのでそこを先行体験できるのも良いことだと思います。

■就職活動をサポートしてくれる
最後のメリットとして、就職活動のサポートです。

このメリットがプログラミングスクールに通う人にとっては重要な項目になるかと思います。
自分ひとりで就職活動をする場合に比べて、過去のスクール卒業生の実績等を活かして就職のサポートを行ってくれます。
ただし、サポート内容はプログラミングスクールによって異なるため、スクールに入る前に事前に内容を確認しておくようにしましょう。

目的に応じてプログラミングスクールに通うかを判断する必要がある

意味ないプログラミングスクールの特徴とプログラミングスクールのメリットをここまで確認してきました。

それでは、プログラミングスクールにスクールに通うかどうかの判断はどのように行っていくのが良いかを最後に解説しておきます。

意味のないプログラミングスクールと呼ばれるケースは通った本人がスクールに求めているサービス内容が得られなかった場合です。

プログラミングスクールに通う前に、自分がスクールに通う目的をはっきりさせておくことをおすすめします。

プログラミングスクールに通うだけで、エンジニア転職が実現するわけではありません。
自分がプログラミング学習をする上で最適な環境が得られるかを、スクールに通うかどうかの判断軸にすることで、後悔のない選択につながります。

現在IT業界ではエンジニアの人手が不足しています。
2030年には約60万人の人材が不足するとも言われています。

また、転職求人倍率レポート(2018)によると、IT業界の求人倍率は6.79倍にもなっていて応募者1名に対して6つ以上の求人がある状態です。
この数字は全業種の平均値の3倍以上の数字です。

上記のようなデータからもエンジニア人材の需要は高まっているといえます。
自分のプログラミング学習のスタイルを確立し、努力を継続できればエンジニア転職は十分実現できる可能性があります。
その際にプログラミングスクールを活用するかは、自分に必要な環境と照らし合わせて検討してみてください。

まとめ

今回はプログラミングスクールに通うことについて意味がないのかについて解説してきました。
プログラミングスクールに通う前にスクールに求める内容を明確にし、それがスクールに通うことで得られるのかを考えることが重要です。

一方で明らかに費用対効果に見合わないプログラミングスクールがあることも事実です。
口コミや実際にそのスクールに通った人の生の声が聞けるのであれば、事前チェックの上でスクールに通うとより確実だと思います。

今回の記事を参考に、ぜひエンジニアを目指してもらいたいと思います。

この記事を書いた人

yuya

長年IT系の人事を担当していました。主にエンジニア、ディレクター、デザイナーなどの採用を担当していたので、そのあたりのキャリア構築、転職関連について共有していきます。

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