プログラミングスクールの選び方が分からない
「プログラミングを学び、将来的にはフリーランスとして独立したい」
「できればプログラミングスクール卒業後にフリーランスになりたい」
「フリーランスを目標とした場合のプログラミングスクールの選び方を知りたい」
本記事では上記のような考えを持っている方向けに記事を書いていきます。
プログラミングに関する知識が乏しい人でもプログラミングスクールでスキルを身につけ将来的にフリーランスエンジニアになることは十分可能です。
むしろ近年はエンジニア不足が叫ばれる環境にあるため、エンジニアを目指すのではあれば、チャンスであるともいえます。
しかし、一方でフリーランスエンジニアを目指すにあたり、留意すべき点もいくつかあります。
また、プログラミングスクールを選ぶ際の判断基準も持っておいた方が良いです。
そこで今回は、今後フリーランスエンジニアを目指したいという方向けに、どのような目線でプログラミングスクールを選んでいけばよいかについて解説していきます。
スクール検討の際の参考材料にしてみてください。
フリーランスがプログラミングスクール選びで大切にすべきこと5選
フリーランスを最終目標とした場合にプログラミングスクール選びで大切にすべきポイントを5つに絞ってご紹介します。
どれもフリーランスを目指すにあたり重要な項目となるため、ひとつずつ項目をチェックしていってください。
スクールにフリーランスの輩出実績があるかどうか
1点目はプログラミングスクールにフリーランスの輩出実績があるかどうかです。
実際にスクールを卒業後にフリーランスなった人がいる場合には、その人のノウハウが蓄積されている可能性があります。
そうした場合には、自分がスクールに在籍している間に過去の卒業生の事例を参考にすることができます。
どのように学習を進めていたのか、卒業後のフリーランスとしての活動はどのように行っていったのか、など先駆者の経験を吸収することに繋がります。
無料説明会などで、スクール側に質問して確認できるのであれば、フリーランスの輩出実績や過去の卒業生の状況などを事前にヒアリングしてみるようにしましょう。
フリーランスとして仕事の取り方を教えてもらえるかを事前に確認
2点目はフリーランスの仕事の取り方を教えてもらえるかどうかです。
受講前にスクール側に相談することで、対応を確認しましょう。
もちろんフリーランスであれば、仕事の取り方など自身で確立していく必要があることは大前提ですが、スクールによっては仕事の取り方のノウハウを教えてくれるケースもあります。
スクールに通うにあたり活用できる部分はどんどん使っていきましょう。
自分が必要とする言語が学べるか
3点目は必要とするプログラミング言語が学べるかどうかです。
スクールのサポート体制や受講料金などに目がいきすぎてしまい、肝心の学習内容が自分の必要としているものでなければ、本末転倒です。
特にフリーランスとして活動するのであれば、まずは自分が必要とするプログラミング言語を事前に把握し、それがスクールで学ぶことができるかは最低限確認が必要です。
さらに、フリーランスとして仕事を取っていくのであれば、基礎部分だけではなく実践的なスキルまでは備えておきたいところですので、応用的なレベルまで踏み込んだカリキュラムかどうかも確認するようにしましょう。
無料説明会への参加は必須
4点目は受講前に無料説明会に参加し、スクールの雰囲気や講師の対応を確認しておきましょう。
プログラミングスクールによって目指す方向性や指導レベルが全く異なります。
フリーランスが最終目標であれば、そのレベルを見据えた意識と学習環境が必要です。
これは公式HPを見るだけでは確認しきれないケースがあります。
大抵のスクールでは無料の説明会や体験授業を開催しているため、これらには必ず参加しておくようにしましょう。
講師に実務経験があるかを確認
5点目はスクールの講師が実務経験を有しているかの確認です。
最近のプログラミングスクールでは実務経験のある講師が増えてきていますが、スクールによっては、指導歴だけが長い講師や、ほとんど未経験に近い人が初心者に対してプログラミングを教えているケースもあります。
もちろん人によってはそれでも十分ですが、フリーランスを目指すのであれば、やはり実務経験のある講師に指導してもらうことが効率的です。
エンジニア経験がある人から指導してもらうことで、より仕事に直結する実践的なスキルが身につきます。
フリーランスは自分で仕事を取っていかなければいけないため、この実践力は必須です。
講師の実務経験はチェックしておくようにしましょう。
おすすめのプログラミングスクール一覧をまとめたものを置いておきますので、
是非ご覧ください!
スクール卒業後にフリーランスを目指すための動き
補足として、プログラミングスクール卒業後にフリーランスになるまでのルートを大きく2つご紹介します。
大抵の方は下記どちらかのルートでフリーランスを目指すことになると思います。
スクール卒業までに自分がどのルートでフリーランスを目指すかを明確にしておきましょう。
一度企業で現場経験を積んだのちに独立
1つ目のルートは、一度企業にてエンジニア経験を積んだのちにフリーランスとして独立するケースです。
フリーランスの約9割はこのパターンだと言われています。
企業での実務経験を積むメリットは仕事の流れをつかめるということです。
エンジニアとしての実務経験がない人がいきなり仕事を取ることはハードルがそれなりに高いです。
そこで企業へ就職し、エンジニアとしての実務経験を重ね、自分が納得のいくスキルを身につけてからフリーランスになるというのは王道パターンとなります。
卒業後すぐに実績を積みながらフリーランスへ
2つ目のルートはプログラミングスクール卒業とともに、フリーランスとしての活動を始めるパターンです。
いきなり自分の力で仕事を取っていく必要がありますが、フリーランスとしての経験はいち早く積むことができます。
クラウドソーシングなども活用し、最初はハードルの低い案件から徐々に実績を積んでいくというのもひとつの手段です。
慣れてくれば、フリーランス向けのエージェントに登録し、仕事を紹介してもらい案件にコミットできれば理想的でしょう。
フリーランスに必要な力は自走力
今回は、フリーランス向けにプログラミングスクールの選び方を紹介しました。
本記事の内容を参考に、ぜひ自分に合ったプログラミングスクールを選択してもらいたいと思います。
また、フリーランスに必要な力は、何と言っても自分で前進する力=自走力です。
自走力の高いフリーランスになれるよう、最適なプログラミングスクールで学習を進めていきましょう。