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【保存版】フリーランスの保険・健康保険の選び方

転職・キャリア
takumi

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保険に対する考え方とは?

フリーランスとして生活すると、会社員時代は会社が全部やってくれていた作業を自分ですすめる必要が出てきます。 以下の順番で進めれば抜けもれなくうまくいくというものをまとめました。

フリーランスの保険:考える順番

フリーランスが考える保険は以下2つだけです。 ① (Must)国民健康保険への加入 ② (Need)「プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」の保険(任意加入) ③ (Need)一般的な生命保険など 本記事では①と②について説明します。 ※③および年金については別記事でお話します。

① (Must)国民健康保険への加入

国民健康保険は何があっても絶対に入ってください。 健康保険証がないことによる不利益が大きすぎるからです。 不利益の例で言いますと、 ・通常病院に行ったときに10割負担することになるので、3.3倍支払う必要が出てくる。 ・まさかの病気で高額な支払いになったときも3.3倍になる。 国民健康保険に加入していれば、最大でも支払いが10万ほどとなる高額医療費を使える。 国民健康保険料金は前年度の報酬額によって決定されるので、支払えない額とはなりえないはずです。 ※ちゃんと貯蓄していればという前提はあります。 たしかに、お金の心配もあると思いますが、保険として必ず加入してください。

国民健康保険加入の3パターン

健康保険加入は3パターンあります。 A:国民健康保険に加入 B:任意継続(会社員時代の健康保険を継続) C:国民健康保険組合に加入 A:国民健康保険に加入する方法しかないと思われがちですが、B・Cをうまく活用することで、コスパよく健康保険を使うことが可能となります。 A、Bの金額(概要者はCも)を比較して決めることがベストです。

A: 国民健康保険に加入

市区町村が発行している国民健康保険に加入する方法です。 退職後14日以内に市区町村の窓口に行って申請することで加入できます。 持参する物は以下の通りですが、市区町村によって違うので必ず該当の市区町村のサイトを見て確認してから行きましょう。 ・職場の健康保険をやめた証明書(資格喪失証明書、退職証明書、離職票、扶養削除証明書など) ・マイナンバー(個人番号)が確認できるもの(マイナンバーカード、通知カードなど) ・本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)

B: 任意継続(会社員時代の保険を継続)

会社員としてどこかしらに勤務されていた方は、任意継続を使うことができます。 任意継続とは、前職勤務先の健康保険を最大2年間延長して活用することができるものをいいます。 国民健康保険より安いかどうかはケースバイケースです。 どちらが安いかは、年収水準や扶養家族の有無などによって変わるので、該当の健康保険組合に電話して聞きましょう。 私は、電話確認した結果、任意継続のほうが安かったため、任意継続をしました。 扶養家族がいる方は、家族分ももらうこともできるため、こちらのほうが安くすむかもしれません。 一方で、1日でも滞納するとすぐに没収されるなどのルールもありますので、入金を早めにするなど注意が必要です。 ※振込など忘れるケースがあるので、忘れないようにする必要があります。

C:国民健康保険組合に加入

ギルド的に保険組合が存在するケースがあります。 都道府県×業種という形でいくつか存在しており、東京都でいいますと ・美容業界の方を対象とした「東京美容国民健康保険組合」 ・弁護士のための「東京都弁護士国民健康保険組合」 ・飲食店の方のための「東京料理飲食国民健康保険組合」 http://www.kokuhokyo.or.jp/page8-01.html などがあります。 該当の方はこちらを使ったほうがお得な場合もありますので、ぜひご検討してみてください。

② (Need)「プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」の保険(任意加入)

絶対入る必要があるというものではありませんが、「プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」の保険も有効に活用することができます。 2019年11月現在、年額1万円ほどで仕事先での損害賠償に備えることができるという保険です。

結構いいなと思える部分

・損賠賠償保険 ・月額数千円で所得保障をうけられる

損害賠償保険は、受託先に被害を与えてしまった場合の保険です。 ちなみに、損害補償はあまり発生しないです。例えばエンジニアの方がインフラ作業をミスして、全データ削除してしまい復元できない、飲み物こぼしてカーペットダメにしたなどです。 契約書に賠償範囲も書いてありますし、ここまでのケースでも会社側が費用を持ってくれる場合もあるので、そこまで心配しなくてもよいとは思いますが、 考える手間も入ってしまうので、年額1万程度であれば入ってしまったほうがコスパよいかもしれないです。

会社従業員ですと、以下の制度がありますが、 ・傷病手当(最大1.6年ほど給与の2/3もらえる) ・労災補償(業務中の病気などで平均給与の80%もらえる) フリーランスは特にないため、何かしらでヘッジする必要があったりします。 この際、月額数千円で所得保障をうけられる制度があります。 以下サイトでシミュレートできるのですが、 https://www.freelance-jp.org/benefits/disability_simulator ざっと書きますと、 ・29歳年収600万プログラマ(本人のみ)で月額4,528円 ・29歳年収600万プログラマ(家族もいる)で月額6,588円 ・32歳年収800万プログラマ(本人のみ)で月額5861円 ・32歳年収800万プログラマ(家族もいる)で月額8021円 (2019年11月現在の数値です。変更となる可能性もあります) 月1万以内で保証がうけられるので、健康面に心配のある方、お子様がいらっしゃる方などは加入しておいてもよいかと思います。

あまり使わないかもしれないもの

・WELBOX ・各種ツールの割引プラン

WELBOXは私の嫁のものを使わせてもらったことがあるのですが、あまりメリットがありませんでした。 近くのジムの都度会員などとして利用できるくらいで、宿泊グルメはここにない店選びたいし、人間ドックうけないなどあったため、そこまで大きなメリットではなかったです。 ※ここは個人的な意見です。 また、サイトが使いづらいため、見つけにくいというのもあります。 年額1万円をペイするだけのメリットを享受しきれないと思いますので、ここはおまけ程度に考えておくとよいでしょう。

各種ツールの割引プランについても、使うもの・使わないものがはっきりするため、微妙なラインだったりしています。 個人でつかったことのあるものとしては以下の通りなので、 ・Chatwork(400円×12ヶ月=4800円) ・AI-CON(AI契約書リスク判定サービス:1回使うか使わないかくらい) chatworkを使うのであれば結構お得に感じられるのですが、契約先ごとにバラバラだったりするので、なくてもよかったりします。 以下リンクからざっとプランを見てから判断してもよいと思いました。

この記事を書いた人

takumi

マーケター歴10年。Excel&Googleスプレッドシート&SQLでガリガリ分析をしているデータ大好き人間。pythonも動かします。猫派。

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