概要
例えば、2以上の数字が含まれるセルの個数を調べたい、「営業部」と書かれたセルの個数を調べたいということがあると思います。 このような、特定の条件のセルの個数を調べるときにCOUNTIF関数・COUNTIFS関数を使います。 COUNTIF関数は条件が1つだけのとき、 COUNTIFS関数は複数条件にも対応が可能です。 特段理由がないときには、COUNTIFS関数を使っておくと、後々条件を追加したいときに楽だったりします。
COUNTIF・COUNTIFS関数の使い方
# COUNTIFS関数
=COUNTIFS(範囲1 , 条件1 , 範囲2 , 条件2 , ・・・)
# 参考:COUNTIF関数
=COUNTIF(範囲 , 条件)
COUNTIFS関数であっても、範囲と条件を1つしか指定しなくても問題ありません。 ※COUNTIFと同じように使うことができます。
COUNTIFS関数の具体的な使用例
# 数値の1が含まれるセルの数を数えたい場合
=COUNTIFS(A1:A10, 1)
# 3以上の数値が含まれるセルの数を数えたい場合
=COUNTIFS(A1:A10, ">=3")
# 文字列"営業部"が含まれるセルの数を数えたい場合
=COUNTIFS(B1:B10, "営業部")
# 文字列"営業"が一部に含まれるセルの数を数えたい場合
=COUNTIFS(B1:B10, "*営業*")
# 3以上の数値が含まれており、かつ文字列"営業"が一部に含まれるセルの数を数えたい場合
=COUNTIFS(A1:A10, ">=3" , B1:B10 , "*営業*")