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フリーランスの始め方と必要な手続き・準備!最低限把握しておきたい3つのこと

転職・キャリア
つる

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フリーランスになるために最低でも何を把握しておいたらいいの?

フリーランスになりたいと思い立って、色々とネットで検索してみたはいいものの、必要な手続きや準備、把握事項も多く、自分に本当にできるのだろうかと思っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその中でも一番苦手意識を感じている人が多い、最低限必要な手続きについてまとめてみました。

私も今回副業をするにあたって「必要な手続きはなんだろう」と思い様々なことを調べましたが、どの記事も似たようなことばかり書いてありますし、皆さんたくさんの情報を記事に詰め込んでいて充実している反面、「本当にこんなことを全部しなくちゃいけないのか…」と見るのが嫌になった人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、私が見た中でも共通して書かれている『最低限把握しておいた方が良いこと』をまとめました。

フリーランスの始め方・手続き① 健康保険の切り替え
フリーランスの始め方・手続き② 国民保険の切り替え
フリーランスの始め方・手続き③ 開業届と青色申告

必要な手続き① 健康保険の切り替え

会社員が加入できる健康保険は、会社員を辞めるとそのまま使用できなくなります。
そのため、以下の手段を取る必要があります。

  1. 任意継続する
  2. 国民健康保険に加入する
  3. その他保険に加入する

いずれかに絶対入っておいたほうがいいので、それぞれ説明します。

① 健康保険を任意継続する場合

会社員の頃は半分を勤務先が負担してくれていたため、フリーランスになってからは全額自己負担となります。任意継続の場合の注意点は退職後20日以内の申請が必要ですので、早めに手続を行うよう注意しましょう。

② 国民健康保険に加入する場合

こちらの保険は、前年度の所得に応じて保険料が決まります。計算方法に関しては、地域によって異なりますので、健康保険と見比べて、どちらの方が良いのか確認してみると良いでしょう。

③ その他の健康保険

代表的な保険の一つに文芸美術国民健康保険組合などがあります。デザイナーとしてフリーランスになろうと考えている方は確認してみるのも良いかもしれません。この健康保険のように、職種によって加入できるものもありますので、ぜひご検討ください。

まとめ

健康保険は退職してから期限内に手続きを行うものです優先度高く準備を進めておき、スムーズに手続きできるようにしておくことをオススメします。

始め方・手続き② 年金の切り替え

日本では20歳になった時点で基礎年金と呼ばれる「国民年金」に加入する義務があります。これまでサラリーマンとして働いていた方は、この国民年金に加えて「厚生年金」にも加入しています(そのうち半分は会社側が負担してくれています)。

この「厚生年金」は、給料から自動的に天引きされて収めていたものなので、フリーランスになった場合には自分で手続きをして加入する必要があるのです。

国民年金への切り替え

国民年金に切り替える際にまず気をつけることは、退職してから原則14日以内に手続きを行うということです。
手続きは、各市区町村の役場や支所の窓口で行えますので下記のものを持参しましょう。

  • 年金手帳
  • 印鑑
  • 身分証明書
  • 退職した日付がわかるもの(離職票や退職証明書、健康保険資格喪失証明書など)

始め方・手続き③ 開業届と青色申告の提出

フリーランスになると事業を始めたこと税務署にお知らせする「開業届」と「青色申告」の手続きを行うことを最低限オススメします。

2つの手続きの注意点

開業届は、フリーランスになり事業を始めたその日から原則1ヶ月以内に出す必要があります。またこの時セットで提出したいのが、「青色申告承認申請(青色申告)」です。
なぜセットで提出したほうが良いかというと、この青色申告は開業の2ヶ月以内に出す必要があるからです。青色申告が承認されなかった場合は、その年は「白色申告」を行うことになり、納税額に大きな差が出てしまいます。

青色申告と白色申告の大まかな違い

青色申告について

  • 10万円もしくは、65万円の控除を受けることができる
  • 自宅をオフィスにすると家賃や光熱費なども経費の一部にできる
  • 生計が同じ家族への給与も経費にできる
    上記が主なメリットになります。他にもいくつかありますが、それに対するデメリットは申請書の提出や記帳が少し複雑になるといったことです。現在は会計ソフトなども充実しているため、実質最初のうちに青色申告さえしてしまえば、会計ソフトに記入していくだけで帳簿ができあがります。

白色申告について

白色申告のメリットは、何といっても青色申告に比べて確定申告などの手続きが簡単なことです。ただ、筆者も何も知らずに当時は白色申告をしていましたが、青色申告で得られるメリットと比べれば絶対に青色申告を行う方をオススメできます。

この記事を見た方は必ず青色申告をすることをオススメします。私は2018年は何も調べずに確定申告をしてかなり大きな後悔をしました。現在は、青色申告の申請を行い会計ソフトを使いながらではありますが、日々仕訳の入力を行っています。特に簿記の知識が無くても
、家計簿と同じような感覚で入力することができますので是非試してみてください。

まとめ

  1. 健康保険の切り替え
  2. 年金の切り替え
  3. 開業届と青色申告の提出

以上の3つがフリーランスを始める前に必ず把握しておいたほうが良い3つの手続き内容になります。

どれも漏れなく期限が設定されているため、現在の会社を退職される前に押さえておいた方が良いでしょう。

最後に必要な手続きとその期限について改めて掲載しておきます。

早めの必要事項の把握と手続きの準備をしておくことで、

より良いフリーランス生活をスタートさせましょう!

項目 期限
健康保険 退職後20日以内
年金 退職後14日以内
開業届 開業後1ヶ月以内
青色申告 開業後届提出後2ヶ月以内

この記事を書いた人

つる

マーケター歴3年。実力を上げるため日々努力中。初心者向けから上級者向けまでお役に立てる情報をシェアします。

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