概要
Googleスプレッドシートを使っていると、他のファイルからデータを取得して、その数値を元にいろいろ分析したいという場合が出てくることがあります。 そんなときに使うのがimportrange関数です。 IMPORT(持ち込む・輸入する)+RANGE(範囲)という言葉の組み合わせであることから、覚えやすい関数です。
importrange関数の使い方
importrange("スプレッドシートのURLorシートキー", "シート名!対象範囲")
使うときの注意点としては、"スプレッドシートのURLorシートキー"、"シート名!対象範囲"とダブルコーテーション(")で囲むこと。
"スプレッドシートのURLorシートキー"
スプレッドシートのシートキーとは、スプレッドシートURLの/dより右の部分を差します。 https://docs.google.com/spreadsheets/d/19s******************************mhPd44I35HI/edit 上記URLの「19s******************************mhPd44I35HI」の部分がシートキーに該当します。
"シート名!対象範囲"
シート名はデータが書かれているシートのこと。以下の図で赤枠で囲っています。 この図の場合、「シート1」がシート名となります。

importrange関数の使用方法具体例
① 関数を作る

② アクセス許可を押す
関数を作成すると、セルに「#REF!」とエラーが表示されます。 これはエラーではなく、アクセスが許可されていないだけなので、セルをマウスオーバーして「アクセスを許可」を押下しましょう。

値が反映されていることを確認する

上記のように反映されます。注意点としては、以下2点です。 ① データ取得元のファイルに共有権限がない場合は表示されない。 ② 書式は反映されない